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成金 (1921年の映画) : ウィキペディア日本語版 | 成金 (1921年の映画)[なりきん]
『成金』(なりきん)は、1918年(大正7年)ごろに東洋フィルム会社が製作、1921年(大正10年)に大正活映が配給して公開された、トーマス栗原喜三郎監督による日本のサイレント映画である。 == 略歴・概要 == 1918年(大正7年)ごろ、横浜の東洋汽船の子会社・東洋フィルム会社が製作し、まずアメリカ合衆国で上映されるべく、''Sanji Goto - The Story of Japanese Enoch Arden'' (「ゴトウサンジ - 和製イノック・アーデン物語」の意)のタイトルで輸出された。同社は、1920年(大正9年)4月に大正活映と改称され、1921年(大正10年)9月2日に東京・日本橋人形町の水天館で公開された。 1990年代にアメリカで、英語字幕のみの輸出版プリントが発見され、東京国立近代美術館フィルムセンターに収蔵された〔日本映画の発見I : 無声映画時代 、東京国立近代美術館フィルムセンター、2009年12月11日閲覧。〕。同センターは現在、29分、16ミリフィルムの部分プリントを所蔵している。
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